この記事では、目が覚めて涙が止まらない症状と、心が沈むことを仕事を休む理由にできるのかについてまとめています。
涙が止まらなくなる、という経験は大人になってからはなかなかないものです。
目が覚めて特に理由の心当たりがないのに涙が出るという場合は何かしら隠れた原因があります。
止まらない涙の理由について悩んでいるなら、ぜひこの記事を読んで参考にしてみて下さい^^
目が覚めて涙が止まらないのはなぜ?理由を一挙網羅
わけもなく出る涙の理由には環境的なものと性格的なものが考えられ、2つが重なる場合もとても多いです。
- 責任感が強い
- 人に甘えるのが苦手
- みんな辛くて苦しいんだ、と考えがち
- 我慢強い
- 完璧主義
- コミュニケーションが苦手
- 会社の人間関係が悪い
- 仕事に慣れていない
- 仕事が多すぎる
- 仕事が合っていない
- プライベートで何かつらいことがある
朝乾燥で涙が出るのが悩みだ。
涙が止まらない病気にはどんなものがある?
朝起きて急に涙が出るということが何度もあるなら、何か病気の可能性もあります。
涙が止まらない時に疑ってみる病気は主に、
- うつ病(定型うつ病)
- 適応障害
- 自律神経失調症
の3つです。
それぞれ詳しく説明していきます^^
環境と合わない!原因はコミュ障な自分?
適応障害は対社会的機能が低下し、社会的活動がうまく行えなくなる障害です。
現在の皇后雅子さまがまだ皇太子妃だった2004年、それまで長く公務をお休みされていた理由として宮内庁が発表したご病名が「適応障害」でした。
適応障害の症状はメンタル面と行動面両方に現れます。
- 抑うつ気分
- 涙もろさ
- 絶望感
- 規則を守ることができない(常習的欠勤、遅刻)
- 社会的な引きこもり
- 飲酒に走る
- 暴力的になる
適応障害はコミュニケーションや自己表現が苦手、理想が高い性質に多いとされます。
一方で環境的な原因もあり、人間関係や新しい環境、季節の変わり目なども影響すると言われています。
治療に薬を使う場合もあれば、環境や考え方を変えていくという方法もとられます。
転職や人事異動で部署を変えたり、
今の環境を変えることで改善される可能性があるぞ!
全身に起きるツラい症状!原因はストレス?
自律神経失調症は身体的な病気がないのに、精神的な影響で自律神経の症状が出ることです。
原因はストレスと性格両方が関係します。
生まれつき敏感で緊張しやすい、小さな事を悩んでしまう性格にストレスが加わることで自律神経のバランスが崩れてしまいます。
自律神経失調症には数えきれないほどの症状があります。
- 耳鳴り
- 動悸
- 胃腸の具合が悪い(便秘、下痢、嘔吐)
- 多汗または汗をかかない
- 食欲増加または減退
- 立ちくらみ
- いつも体がだるい
- よく眠れないまたは寝すぎる
- 不安感
- 集中力の低下
- イライラ
自律神経失調症は人によって症状が現れるところや度合いが違います。
主な症状にはありませんが、「涙が止まらない」特に「悲しくもないのに涙が止まらない」という場合は、自律神経の乱れが原因である可能性があります。
医師によって診断されたりされなかったりすることもあるんだ。
生活の中で自力で改善していくのも方法の一つだ。
…根性論とかじゃなく。
治療は主にストレス軽減、生活スタイルの改善などで行います。
あるいは症状がひどい場合、特定の症状を抑えるための薬を服用することもあります。
心が沈むのは病気のせい?ただ疲れてるだけ?
厚生労働省の患者調査では、「うつ病」を含む気分障害が近年急速に増えていると言います。
うつ病には朝が最も気分の落ち込みが大きく夕方にかけて軽くなることが多いという特徴があります。
以下のような症状が複数あった場合うつ病になりかけている可能性があります。
- 食欲低下
- やる気が起きない
- 集中力がない
- 眠つきが悪い・夜中何度も目が覚める
- 朝起きたくない
- 突然涙が出る
- イライラする
うつ病は初期症状の時点で気づけず悪化させることが多い病気です。
涙が止まらないのは仕事を休む理由になる?
理由もなく涙が出たり、ささいなことで涙が止まらないのは心がSOSを発している証拠です。
上記した病を避けるためには、「これくらいで休んでいいのかな?」と思っても休む勇気を持つのが大切です。
体が悲鳴をあげはじめているのに、自分より会社を思いやる必要はありません。
迷惑を気にするなら、むしろ今の状態を押して出勤し続けてうつ病などを発症し、休職せざるを得なくなった場合のことを考えましょう。
あなたがいなくても会社は回ります。
ゆっくり休養を取ったり、心療内科にかかって相談をしてみましょう。
涙が止まらない時に覚えていてほしい事
今回は、目が覚めて涙が止まらない症状と、心が沈むことを仕事を休む理由にできるのかについてまとめていきました。
朝にわけもなく涙が出る、なんとなく気持ちがふさぐという時、直接的な理由はいろいろ考えられます。
心当たりや自覚があれば対処法は決まってきますが、理由がわからない場合は放っておかずに自分なりに調べてみましょう。
早めに対処していれば…と悔やむことになる前に行動するのが大切です。