仕事が手につかないのはうつ？考えると涙が出る時に効果的な対処法！

この記事では、仕事が手につかないうつな時や考えると涙が出る時の対処法についてまとめています。

仕事が手につかないと悩む時は多いですよね。
自分で思っているほど仕事がはかどらなかったり、そもそも仕事をする気がなかなか起きないこともあります( ；∀；)

仕事ができないと、自分は人より怠け者なんじゃないか？とか、自分はどこかおかしいのかな？と心配になったりしますよね。
ひどいときは仕事のことを考えるだけで憂うつになったり、涙が出てきたりすることもあります。

「仕事が手につかない」というのはあなたの性格的なものではなく、うつ病などの病気が原因の可能性もあります。
この場合、仕事よりも先にそちらに対処しなければなりません。

ここでは仕事が憂鬱でやる気が出ないのはどんな原因が考えられるのかと、対処法について紹介していきます。
どうして自分はこんなにやる気が出ないんだ！？と悩んでいるなら、読んで参考にしてみて下さい＾＾

仕事が手につかないのはうつ？病気との違いは？

やるべき仕事があるのにどうも憂鬱な気持ちで手につかないこと、ありますよね。
気持ちが落ち込んで無気力な状態の時、「うつ」という言葉がよく使われますが、そういう時に使われる「うつ」は「うつ状態」のことを表していることが多いです。

「うつ病」と「うつ状態」は原因と対処法も大きく異なるので注意が必要です。

うつ病になる前の状態がうつ状態という考え方もありますが、それ以外の違いもあるとされはっきりした定義がありません。

うつ病とうつ状態の大まかな違いは以下の通りです。

	うつ病	うつ状態
主な症状	身体的な症状がある(口数が少なくなる、表情が乏しくなる、動作が鈍くなる、など) 抑うつ気分と興味や喜びの喪失など内面的な変化 空想と現実を混同する「妄想状態」に陥る(お金がない、とても痩せている、重い病気である、などの思い込み)	気分の落ち込み、やる気の喪失など内面的な変化が主な症状 身体的な症状はまれ
症状の出る頻度	2週間以上にわたって、ほぼ毎日起きる	一過性の場合が多い
原因	環境や考え方、遺伝的要因など 脳の働きが弱まっている(神経伝達物質の量が減少している)	精神状態、悪い出来事
治療	放置しても自然には治らない 早期に専門の医療機関による治療を受けるのが望ましい(抗うつ薬の服用など	時間の経過によって自然と回復することもある 投薬よりも気分転換が有効

うつ病の場合は脳のストレス反応によって「幸せホルモン」と呼ばれるセロトニンや、やる気をもたらすドーパミンなどの神経伝達物質が減ってしまうのが直接的な原因です。

うつ病は自然には治らないので、早期の発見と専門機関での治療が必要になります。
もし自分では判断ができないという場合は、2週間を目安に様子を見てみましょう。

仕事のことを考えると涙が出る？これは甘えなの？

うつ病と一言に言っても様々なタイプがあります。
そのなかで近年20～30代の若い女性に多くなっていると言われるのが、「非定型うつ病」です。

従来の「定型うつ病」と違った独特の症状があるので、それを知っていれば早期に自覚して対処できます。

	定型うつ病	非定型うつ病
気分	今まで楽しいと思っていたことも楽しめない ほとんど全ての事柄に関心がなくなる	興味のある事や好きなことは楽しめる 嫌な出来事が起きると気分が落ち込み、やる気をなくす 「鉛様(えんよう)」と表現される強い疲労感、麻痺感
食欲	食欲がなくなる 体重減少	食欲が増す(甘いものを食べすぎるなど) 体重増加
睡眠	不眠、寝つきが悪い	寝すぎる、日中も眠い事が多い
集中力	無気力、ぼうっとする	イライラして注意散漫になり、仕事が手につかなくなる
時間帯	午前中に憂鬱になり、夜になるにつれ和らぐ	夕方から夜にかけて不安が高まる

非定型うつ病は「甘え」と言われることがあります。
好きなことならやる気が出る、やりたくない仕事はやる気が出ない、というのは誰しも当然のことで、それでやらない理由にするのは怠けや甘えと言われるのも仕方がないことです。

うつ病の甘えとの違いは、

という点です。

もしあなたが、仕事のやる気が出ないのを正当化する口実を得るためにこれを読んでいるというならそれは「甘え」です。

仕事のやる気が出ない理由を「なんでだろう？」と思って、答えを探しているのだとしたら、それは状況打開のための立派な行動のひとつであり、甘えではありません。

仕事のことを考えると憂鬱？簡単ですぐにできる対処法は？

やるべき仕事があるのにどうしてもやる気が出ないと、時間だけが過ぎていってしまいます。
そうなるともう仕事のことを考えるだけで憂鬱になったりしますよね( ；∀；)

持ちがふさいで仕事が手につかないという時に、簡単にできて効果のある方法をご紹介します。

この2つです。

必要なのはペンと紙だけ！頭のデトックスにも！

やるべきことを書き出すのは、悶々とした頭を整理するのに効果的です。

まずやるべき仕事を書き出します。
指を動かすことは神経細胞を刺激する効果もあるので手書きがオススメですが、どこでもできるスマホのメモでも大丈夫です。

など考えつく限り書き出します。

その中から、これだけはやっといたほうがいいという仕事を一つ選んで、一番簡単と思える方法でやってみましょう。

私たちの頭には毎日仕事やプライベートの織り混ざった色々なことが浮かんでくるので、何が重要なのかわからなくなることもしばしばです。

書き出すことで仕事の内容や目的が明確になり、仕事の生産性もアップします。

書き出すという方法は、悩み事や不安感の解消にも有効です。
文字にすることで頭の中の考えを客観的に見ることができるので、大きすぎると思っていた悩み事は実は自分の杞憂だったということがわかったりします。

頭の中の負のサイクルを断つ！泥臭いけど確実に効果のある方法

やらなければならない仕事にやる気が出ない！という時、ずっと待っていても永遠にやる気は出ません。
そもそも好きでもない事にやる気が出ないというのは当然のことです。

それでもやるべき仕事を済ませるには、とにかく何か行動を起こすのが効果的です。

この時起こす行動は、やるべき仕事と別のことでもいいのです。
仕事と関係ない事でもとりあえず何か行動を起こすことで、だんだんとやる気が後からついてきます。

ちょっとでも動き出すと、やっているうちに不思議とやる気が出てきます。
やり遂げると達成感があるので、気分が良くなります。

勢いがついて仕事のやる気も出てきたらしめたものです。

憂鬱で仕事が手につかない時に一番大事なことは？

今回は、仕事が手につかないうつな時や考えると涙が出る時の対処法についてまとめていきました。

仕事が手につかない、憂鬱な気分には理由があります。
うつにも色々な症状がありますので、病名にとらわれずに自分の症状を理解することが大切です。

毎日上手に憂鬱な気持ちを解消しながら、少しずつでも前に進んでいきましょう＾＾